空を見上げて

第74回NHK杯2回戦、長谷部五段対渡辺九段戦

 第74回NHK杯2回戦、長谷部浩平五段対渡辺 明戦(2024.11.10放送)をNHK将棋講座テキスト1月号の相崎修司氏の観戦記で勉強しました。
 将棋は相矢倉戦でした。
 1図は後手渡辺九段の△3五歩に先手長谷部五段が▲2六飛と桂頭を守ったところです。

2025-01-14a

 1図から△9七香不成▲同角△8六歩▲同歩△8八歩▲同角△9八歩▲9七香(2図)と進みました。

2025-01-14b

 観戦記に解説はありませんでしたが、△8六歩に▲同角は、△9九飛成▲6四角△8九龍(変化図1)

2025-01-14c

 で後手良しなのだと思います。
 2図から△9九歩成▲9二香成△8九と▲8一飛△5一桂▲8二成香△4七香~と進みました。
 将棋は92手で渡辺九段が勝利しました。


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taka11281taka11281  at 15:41  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 渡辺 明 | 色々な戦法 

第74回NHK杯2回戦、大橋七段対八代七段戦

 第74回NHK杯2回戦、大橋貴洸七段対八代 弥七段戦(2024.11.3放送)をNHK将棋講座テキスト1月号の上地隆蔵氏の観戦記とテレビ放送(録画)で勉強しました。
 相矢倉戦から先手大橋七段が▲6六銀の米長流急戦矢倉の形から仕掛ける将棋となりました。

2025-01-13a

 1図から▲5五歩△5三銀▲4七金△3一玉▲5七銀上△1四歩▲9六歩△7三桂▲5六銀△4二金右(2図)と進みました。
 後手の矢倉の右金は4三に上がるものと思い込んでいる自分には△4二金右は勉強になりました。
 矢倉の戦いはこの辺りの指し方で優劣が決まりそうです。

2025-01-13b

 2図から▲5七銀△7五歩▲5四歩△同銀▲6六歩△7六歩▲6七銀△4五歩▲7四歩△8五桂(3図)と進みました。

2025-01-13c

 2図から▲5四歩△同銀▲5五銀左は有力とのことです。以下、△同銀▲同銀△8六歩▲同歩△8七歩(変化図1)で互角の勝負とのことです。
 ▲5七銀に△7五歩の反撃。「誤算があった。」との大橋七段の言葉はこの辺りのことを言っていました。

2025-01-13d

 非勢になった先手は終盤、上部への脱出を試みましたが、後手は落ち着いて対応し、136手で八代七段が勝利しました。
 急戦矢倉での手筋がたくさん出た勉強になる一局でした。
 解説の石田健太郎七段の話し方、声のトーンがとても聞きやすく、良かったと思います。



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taka11281taka11281  at 15:10  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 八代 弥 | 色々な戦法 

第74回NHK杯2回戦、郷田九段対佐々木NHK杯戦

 第74回NHK杯2回戦、郷田真隆九段対佐々木勇気NHK杯戦(2024.10.27放送)をNHK将棋講座テキスト1月号の小島渉氏の観戦記とテレビ放送(録画)で勉強しました。
 1図は中・終盤の局面です。
 先手郷田陣が攻め込まれていますが、駒得で後手陣に7四歩、6四歩が迫っており、先手が良さそうな局面です。
 ただ、放っておくと次に△8八金▲同金△同角成▲同玉△7七銀を狙っているとのことです。

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 1図から▲5五歩△同角▲同角△同歩▲7三歩成△同金▲4五桂打~と進みました。
 少し進んで2図となりました。

2025-01-12b

 2図から▲5四銀△6三金▲5三歩△6二玉▲6三銀不成△同玉▲5二角△7二玉▲7七金△同歩成▲7三銀(投了図)までの91手で郷田九段が勝利しました。

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 投了図以下、△同玉は▲7四金△8二玉▲8三金以下、また、△同銀は▲6三金△8三玉▲7三金以下の詰み。ちなみに投了図の▲7三銀を▲7二歩は△8二玉で詰まないとのことです。


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taka11281taka11281  at 17:00  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 郷田真隆 | 色々な戦法 

こども将棋教室(2025.1.11)の結果

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 今年初めての教室には午後の部に4名、午後の部に1名、計5名の参加がありました。
 午前の部では詰将棋と対局を、午後の部では対局をしました。
 詰将棋の解答に驚いて、もう一問出してと目を輝かせた、けんた君とそうすけ君。将棋の楽しさが少し伝わったようです。


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taka11281taka11281  at 15:55  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 井上こども将棋教室 | 将棋の普及、指導 

第73期王座戦二次予選、屋敷九段対佐々木大地七段戦

 第73期王座戦二次予選、屋敷伸之九段対佐々木大地七段戦(2025.1.10)は角換わり腰掛け銀の戦いとなりました。
 1図は中盤の局面です。
 先手屋敷九段はと金を作っていますが、後手の香が先手陣の急所に利いており、やや先手不利の局面のようです。

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 1図から△7七歩▲同金△4三玉▲6三角△6一飛▲6五歩△7五歩▲同銀△7六歩▲7八金(2図)と進みました。
 本譜の▲7七同金の局面を「…(略)手筋の攻めでしたが、この7七金の形が意外に粘りのある形になってしまっているかもしれません」と立会人の佐藤義則九段が解説されていました。

2025-01-10b

 2図では逆に先手がやや有利になっているようです。
 将棋は133手で屋敷九段が勝利しました。
 


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taka11281taka11281  at 00:00  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 屋敷伸之