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▲矢倉6七歩5七角型で斜め棒銀を迎え撃つ~第7期叡王戦段位別予選、大橋六段対上野六段戦

 第7回叡王戦段位別予選、大橋貴洸六段対上野裕和六段戦(2021.10.4)は相矢倉戦になりました。

2021-10-06a

 1図で△7五歩からの銀の突進を防ぐのが難しそうに見えましたが、先手の大橋六段は▲7九角と引き△7五歩▲同歩△同銀▲5七角△6四銀と進みました。
 △6四銀と引くところで△8五歩と突進すると▲同歩△同銀▲8三歩(変化図1)で先手が有利になりそうです。

2021-10-06b

 少し進んで2図となりました。

2021-10-06c

 2図の▲6五歩は△同銀で困るように見えますが、それには▲8三歩△同飛▲8四歩と変化図1と同じく5七角の利きを生かした受けがあり、以下、△7六銀▲8三歩成△8七銀不成▲7一飛(変化図2)で先手が指せそうです。

2021-10-06d

 少し進んで3図となりました。

2021-10-06e

 3図で▲4七桂と控えの桂を打ちました。以下、△2四歩▲2五歩△同歩▲2四歩△同銀▲3五桂△3三金寄▲3四歩~と進みました。
 その後、先手が鮮やかに寄せて95手で大橋六段が勝利しました。



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