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第80期順位戦A級9回戦、広瀬八段対羽生九段戦

 第80期順位戦A級9回戦、広瀬章人八段対羽生善治九段戦(2022.3.3)は角換わり腰掛け銀の将棋となりました。
 この将棋の終盤を並べてみました。

2022-03-11a

 1図は▲4七桂に羽生九段が△3六桂と打ち返したところです。
 ここから▲1八角(遠く8一飛を狙う)△8六歩▲3五桂△8七歩成▲同金△3五金▲4七金△8七飛成▲同玉△2八桂成で2図となりました。
 △8六歩を手抜いた手、△8七飛成など驚きの手が続出します。

2022-03-11b

 2図から▲3三歩(次に▲3二飛に△4一玉は▲6三角成以下、△5一玉は▲6二飛成以下の詰めろ)△同玉▲3一飛△3二歩▲3五飛△同銀▲3四歩△2四玉▲3二飛成△6九角で3図となりました。

2022-03-11c

 3図から▲7八銀△1八成桂▲3三歩成△8六歩▲同銀△7八角成▲同玉△2五玉▲2三龍△2四銀打と進み、その後、3手進んだ99手で広瀬八段が勝利しました。
 これで今期順位戦を広瀬八段は5勝4敗で終えました。


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