2022年04月12日
矢倉対雁木~第53期新人王戦トーナメント、服部四段対古賀四弾戦
第53期新人王戦トーナメント、服部慎一郎四段対古賀悠聖四段戦は▲矢倉対△雁木の戦いとなりました。
その終盤を並べてみました。
1図から▲8五同銀と歩を取りました。「▲8五同銀△同飛は相手の飛車を近づけて手出ししにくくする手筋」との飛龍氏の解説でしたが自分には驚きの手でした。
以下、△6六歩▲1三歩△同香▲1四歩△同香▲2四歩△同歩▲同飛△2三銀で2図となりました。
2図から▲2三同飛成と飛車を切りました。自分には無理な手に思えますが、中継のAⅠも推奨の手でした。
しばらく進んで3図となりました。
3図から▲4六角△3五歩▲同角△3三玉▲2五桂△4二玉▲5三歩△同金▲2四角△5二玉~と進み133手で服部四段が勝利しました。
本局、自分には先手の逆転勝ちに見えるのですが、AⅠの判断は1図あたりからほぼ終始、先手優勢でした。
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