2025年09月27日
第75回NHK杯1回戦、糸谷八段対宮嶋四段戦
第75回NHK杯1回戦、糸谷哲郎八段対宮嶋健太四段戦(2025.6.29放送)をNHKテキスト将棋講座9月号の宮嶋四段の自戦記で勉強しました。
戦型は相雁木となりました。
ここでその局面には触れませんが『3八玉型は☖5四歩、5八玉型であれば☖5四銀右を用意する必要があった。先手の玉の動きを見ずに☖5四銀右としたため、本譜のタイミングで☖9四歩を手抜かれてしまった。』という記述に相雁木戦の難しさがあらわされていたと感じました。
1図は中盤の局面です。

ここから☗3五歩☖4三金右☗6二銀☖3五歩☗5三歩☖6五歩☗7三銀不成☖8三飛☗6四銀成(2図)と進みました。

『☗6二銀を見たときの率直な気持ちは、難しくなったのではないかというものだった。…略…。そこで飛んできた☗5三歩。この手が絶品で劣勢を意識した。…略…。視界が開けてきたと思ったのは一瞬で、自分の読みのはるか上をいかれている感覚はこれが初めてだった。…略…。』
とトッププロの強さを書かれていました。
将棋は103手で糸谷八段が勝利しました。

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戦型は相雁木となりました。
ここでその局面には触れませんが『3八玉型は☖5四歩、5八玉型であれば☖5四銀右を用意する必要があった。先手の玉の動きを見ずに☖5四銀右としたため、本譜のタイミングで☖9四歩を手抜かれてしまった。』という記述に相雁木戦の難しさがあらわされていたと感じました。
1図は中盤の局面です。

ここから☗3五歩☖4三金右☗6二銀☖3五歩☗5三歩☖6五歩☗7三銀不成☖8三飛☗6四銀成(2図)と進みました。

『☗6二銀を見たときの率直な気持ちは、難しくなったのではないかというものだった。…略…。そこで飛んできた☗5三歩。この手が絶品で劣勢を意識した。…略…。視界が開けてきたと思ったのは一瞬で、自分の読みのはるか上をいかれている感覚はこれが初めてだった。…略…。』
とトッププロの強さを書かれていました。
将棋は103手で糸谷八段が勝利しました。
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